本屋さんを出て夜になった街を
住宅街へと歩いていると…






「あっれー!!
愛子ちゃん、だよね?」





「…え?」





後ろから声がしたから振り向くと…







「やっぱり!!
何してんのー?」

「1人!?」





先ほどの合コンの
相手だった男2人だった。





会わないだろう、と
思ってたけど会ったし
さっきの謝っておこう!!




「ぁ、さっきは急に
帰ってすいませんでした…」





「いいよ、いいよ♪」

「どうせ隆司が愛子ちゃん
困らすような事言ってたんでしょ?」






…いい人なのかも。





アタシは否定し過ぎたみたいだ。