「わ、私!!
神崎くんと同じクラスの…」



ってここ、みんな神崎じゃん。



「あ、碧唯くんの…
クラスメートの藤原と申します!!
碧唯くんは、ご在宅でしょうか?」




『碧唯の?
待ってて下さい!
今、開けまぁす』


お姉さんかな?





ガチャ




大きな玄関の扉が開いて、
中から綺麗な女の人が出てきた。



「こ、こんにちは!!」


急いで頭を下げる。