18人分は結構だったけど、
「ふ~…」
何とか作り終えた。
皿に盛って先に上の4人へと
カレーとサラダを持っていく。
「出来たッ」
「お、なかなかじゃねーか!!」
「本当だ♪
じゃあ俺下のヤツらに
言ってくるから先食ってて」
和羅くんは1階へ降りていった。
「よし!!じゃあアタシ帰るね!
味は多分大丈夫だと思うから」
鞄を肩にかけて立ち上がる。
「おぅ!!じゃーな。
今夜限りのパシリ藤田」
今夜限り?
チラッと神崎くんを見ると
ニヤっと笑っていて…
何かしてくれたんだろうけどご褒美をしなきゃいけないと思うと結局はアタシは不良の中から抜け出せないんだなぁ~…