「愛子、あんた林田功夜にも
何かしたんじゃないのー!?」


「え、いや特に何も…」






「おーい席つけー、出席とるぞー!」


担任が教室に入ってきて早苗は
自分の席に帰って行った。



ったく、林田め!!
急に声かけやがって!!


ってか不良特有のウザ絡みじゃん!!




神崎くんが止めてくんなきゃ
アタシ胸ぐら掴まれてたんじゃない!?




チラッと林田くんに目をやると、
ジ―――ッとアタシを見ていた。



ヒヒィ!!



睨まれてんですが~!!




何なのよ!!