リョウのお墓の前に立ち、手を合わせた。 「リョウ……元気ですか? 私は元気だよ。」 まるで私は、リョウが死んだのを認めてるようで嫌だった。 それを察したのか、ただ言葉が出ないだけなのかわからないが、ハルキは黙っていた。