May you live long
and die happy.
(あなたは長く生きて、
そして最期は幸せであればいい)
たとえ儚く朽てく運命でも、
確かに俺は此処にいるから
俺が生きた証を、
俺たちが過ごした日々を、
少しでも優しくキミの心に
残したいよ
何もかも全てが消えてく中で、
キミだけは消えない
キミと過ごした日々は
楽しくて、悲しくて、愛しくて、
ホントに幸せでした
悲しい歌にはしたくないから
泣かないで、笑ってよ
キミの隣で優しい歌を歌いたい
幸せをありがとう
だいすき
自然と涙がこぼれた。
何もかもがいきなりで訳わかんないし、話だって全く見えてないけど……
溢れる涙は止まらない。
何でこんなに泣いてるのか、正直自分でもわからない。
「良い歌だね」なんて聞こえた。
後ろを見れば、隣のクラスの女の子たちが話していた。
良い歌、か………。
手の甲で涙を拭いながら考える。
確かに良い歌、なんだけど……。
歌っているのが夏琅じゃなかったら……いや、今の夏琅じゃなかったらそう思ったかもしれない。