「みんなで卒業しような!」

交した約束 変わらない友情

ずっと一緒だって

信じてた



でも………

運命は

そうはさせてくれなかった



「お前のせいで!!」

私たちの友情は簡単に

崩れさってしまった。

一人の女の手によって



「なんで……
なんでこんな事になったんだよ」

私たちは小さくて弱くて

何も守れやしなかった


「俺の分も、幸せになれよ」

この掌の中にあるものは

あまりにも儚くて

簡単に滑り落ちていった


「辛くても………
傍に居てくれてありがとね」

この暗闇の先に

例え光があるとしても

私、ひとりじゃ

立ち上がる事さえできないよ




―――神様…

お願いします

私から大切な人たちを

奪わないでください



Once again,please

(どうかもう一度)

笑顔を見せて声を聞かせて




願わくば

   愛する君たちとの

     幸せな日々が永遠に





「みんなとずっと一緒にいたい」

願いも

「みんなで幸せになろうね」

想いも

同じだったのに

どうしてこんなことに

なったのだろうか?