年下彼氏は後輩くん★






「絢芽ちゃん…?」





少し怒りながら絢芽ちゃんを呼ぶとビクッと跳ねた。










「は…はぃ」




返事が小さくなっていく絢芽ちゃん。





ふーん。




自分がした事わかってんだ…?










ほんと…




ムカつくね。





絢芽ちゃん…?











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「はぁ はぁ・・・」





なんで・・・




なんでだよ・・・。





なんで絢芽ちゃんが・・・











「あ、健くんそれ取ってくれる?」




「はぃ。あ、俺これ書くよ」




「ありがとう☆」






なんで委員長なんだぁー!!?











今ボクの目の前で副委員長の健先輩とイチャコイてる絢芽ちゃん。





なにが健くんだよ。




ボクなんか高梨くんなのに…









「高梨くん!」



ボクは放課後のグランドを眺めていたら、絢芽ちゃんが呼んできた。





「なに。」



「え…あ、これ終わったらクレープ食べに行かない?」




いつもより低い声で話すボクに戸惑う絢芽ちゃん。




そんなとこも可愛い。



けど…




「誰と?」










「誰とって…あたしと高梨くん2人で…」





マジか。


嬉しい…。




絢芽ちゃんから誘ってくるなんて初めてだ。