私達はリビングのテーブルを囲み、細やかなパーティを始めた。 私は久し振りに、本当に楽しい時間を過ごしていた。 時計の針が午後2時30分を指した時、突然母が話しを始めた。 「あなたが生まれた時刻まで、あと30分… あなたも、18歳になるのね。本当に色々な事があったわ」 感慨深く話す母の姿に、私は何となく違和感を抱いた。 .