「お前も、クラスの全員も、私を見殺しにした!!
絶対に許さない!!
絶対に許さない!!
全員呪い殺してやる!!」
窓ガラスが彼女の叫び声に呼応して、ビリビリと震える。
もう私達は、助からないかも知れない…
その時、不意に背後から声がした。
「そうよ悪いのは私達よ!!」
薄れる意識の中で私は見た。
「く、黒田さん…?」
「さっき、あなた達と先生が学校に入って行く姿が見えたから追ってきたの…」
「佐知子――!!
ちょうど良い、あなたもついでにここで死になさい!!」
そう叫ぶと先生から手を放し、黒田さんの首を片手で掴んだ――
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