車窓から僅かに自宅が見え、私は心の中で母と弟に別れを告げた…
高速道路に入り先を急いだ。
都野学園高校までは、約20分程で到着
する筈だ。
私はケータイ小説のハンネを変更した時からの事を、走馬灯の様に思い出していた。
あの時、ハンネさえ変えなければこんな事にならなかったのに…
でも、いつかは誰かが解決しなければならない事だ。
仮に私がいなくなっても、2人が解決してくれるだろう…
都野学園高校が見えてきた――
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