あの女が消えると同時に、私達の金縛りが解けた…
順子は直ぐに立上がると、私達の方に向いて言った。
「とにかく、急いで北山高校に行ってその先生に会おう!!」
「そうね」
私と智子も、順子と同じ様に勢いよく立ち上がった。
「え―と…」
「私は黒田 佐知子。
何か役に立てる事があれば、直ぐに連絡してね。
出来る限り力になるわ」
「分かった、ありがとう!!」
私達は頭を下げて礼を言うと、急いで北山高校に向かった。
今から行けば、まだ間に合うかも知れない――
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…