それは、幼稚園の頃……
「梨華ちゃーん!ボールで遊ぼー」
「いいよ!」
「いくよー」ポーン…
その子がやけに、ボールを強く投げたため、遠くに飛んでいってしまい……
私の届かない場所に落ちてしまった……
必死に取ろうとしたけど、取れなくて、その時に
真人君が、「大丈夫?取ってあげるよ。」と言って取ってくれた。
「ありがとう!」
「うん。また、飛んでいったら言ってね。」
この時だ、私の心が動いたのは……
「はぁ…いつ思い出しても良い思い出」
「ちょっと!!梨華!顔が凄い事に……!」
「えっ!?嘘!恥ずかし〜」
「もうっ!あんたと一緒に居るあたしが恥ずかしいよ!!」
そう、この女の子は………