「え、まだキスしかしてないの!?」




翌日の昼休み…


親友の麻実に昨日のことと、そしてまだキスしかしてないことを話した。




「うん…。キスだって、まだ二回くらいしかしてないし…」



「ふーん。で、沙帆はそれ以上のことしたいんだ?」



「ぶっ!?」



わたしは思いっきりお茶を吹き出してしまった。



「やだ、沙帆。」



「麻実が変なこと聞くからでしょー!!」



「だって図星でしょ?」



うっ…



思わず顔が赤くなる。



どうして麻実には全てお見通しなんだろう…。