「流輝?ちょっといい?」
 
 俺は急いで涙をふいた。
  
 「どーぞ」
 
 「これ、さっき松村さんのお母さんが 
  流輝にって」
 
 それは1つの箱。
 それだけを言って母は、俺の部屋を出た。
 俺はその箱を持って美咲輝との思い出の場所
 の海に行った。
 そして、その箱を開けた。
 中には俺があげたキーホルダーと
 ネックレス、それに指輪などが入っていた。
 それと1通の手紙ー。
 俺は手紙を読んだ。

 ☆。◇°☆。◇°☆。◇°☆。◇°☆。◇°☆。
 Dear   流輝え
 この手紙を読んでるってことは、
 あたしはもうここにはいないってことか。
 寂しいなぁ・・・・