それから数日後_。
 
 ♪~♪~♪~
 
 俺の家に一本の電話が鳴った。
 この時電話に出なければよかった。
 
 「はい。七海ですが・・・」
 
 「あ、流輝くん?美咲輝の母です」
 
 「あ、どうも・・」
 
 珍しいな。
 美咲輝のお母さんからの電話なんて・・
 
 「美咲輝のことなんだけどね、実はー」
 
 う・・・そ・・・だろ?
 なんかの間違えじゃねーのか?
 ついこの間まで元気だったじゃねーか
 
 美咲輝のお母さんから言われたことは、
 美咲輝が昨日亡くなったってことだった。
 数週間前に痛みを感じて病院に行ったら、
 癌だったらしい。
 それも末期の・・・・