「圭太にドキドキしたんだ?」

急に図書室の奥から声がして私はびっくりして椅子から落ちた

「ひやぁあ!!!」

「そんな驚くなよ」

顔をだしたのは翔だった

「なっ!いつからそっそこにいたのよ!」

「お前がくる前から」

「はぁ...」

私は深いため息をついた

私が圭太くんを好きだってばれてるよね...

「あいつのどこがいいのか分からない」

なっ!亜美と同じ事言っちゃって!!

「翔には関係ない」

「あいつはやめとけ」

「なっなんでよ?」

「あいつ女に興味ないよ」

「翔に関係ないって」

私の声はだんだん大きくなっていった

「関係あるよ」

翔の顔が真剣になった

不快にもそんな顔にドキッとした
「なっなに言ってんの??翔には関係ないよ!!もぅほっといて!!」

私が教室から出ようとすると翔は私の腕を掴んだ

「まだ分かんねーのかよ!!!俺はお前が好きなんだよ...」

えっ.....

「えっ...うっうそでしょ!なっなに言ってんのよ?」

「お前が好きだ...」

「あっ...でっでも」

「返事は待ってるから」

そぅ言って翔は図書室からいなくなった

ペタン...

私は腰が抜けたように座り込んだ
ドキドキしてる

だけど....
なんで私???

うそでしょ?

翔に告白された