「亜美は彼氏いるからでしょ」

膨れっ面で私は亜美を見た

「まぁね...笑」

亜美は中1からの友達で
クールで美人で毒舌なの
でも優しくて私の大親友

亜美には1つ上の彼氏がいる

「好きなの??」

「分かんない」

この頃彼氏とうまくいってないらしい

「好きじゃないの??」

「分かんない」

亜美は無表情で言った

「じゃぁなんで付き合ってるの?」
「いいじゃん!!人の勝手じゃん!うざい」

亜美は怒って教室をでた

うちうざかったのかなぁ...
あんまり聞いちゃいけなかったのかなぁ....

「ガラッ」

「おーい早く座れ」

先生が出席をとった

「あれ..?相川休みか??」

「違います!今お腹痛くて亜美は保健室です!!」

私は手をあげて先生に言った

亜美どこ行っちゃったのかなぁ..
「嘘つくなし...お前さっき相川と喧嘩してただろ」

後ろの席からつぶやいたこの男

「また盗み聞き??翔うざい」

「お前たちうざいうざいって言いすぎ...」

翔は私の幼なじみで近所に住んでいる。
いじわるでSでクールでスポーツ万能で頭がいい

だからなんかむかつく
いつもうちにちょっかいだしてくる

私は翔を無視してこっそり教室を出て亜美を探した