「ガラッ」

「おっはよ〜♪」
「今日も元気だね...笑」


だって元気が一番でしょ?

「花凛!!あんた朝から元気すぎ」
亜美が嫌そうな顔して私の方を見た

「そぅ??」

朝から元気な宮沢花梨です!笑
中学3年生の受験生でみんなぴりぴりしてます!!


「宮沢、お前4組の田中にこれ届けてくれる?」

クラスの男子にプリントを押しつけられた

「いいよっ♪」

普通なら嫌だけど4組なら話しは別

「よかったじゃん♪」

亜美がニヤニヤして言った

「うるさいっ!!」

「ぁのひとにぁぇるじゃん!!」

亜美は小声でウィンクをした

「うっうるさい」


私は4組のクラスに向かった。

教室に入って私はある人を探した

いない....
まだ来てないのかな??


振り返って教卓にプリントを置こうとしたとき誰とぶつかってプリントを何枚か落としてしまった


「ごめん...」

前向いたら

あっ...

私の動きは止まった

「わりぃ」

「あっあっごめん」

プリントを拾ってくれ私に手渡して友達の方へ行った


どうしよう

顔が熱い

ドキドキがとまらなかった

私はこの人が好き。

私は走って亜美の元へ行った

「おかえり。どうだった?王子様はいた??」

「うん...ぶつかってプリント拾ってくれた...照」

「よかったじゃん!!早く告白すればいいのにさー」

「できないよ...」

できないよ....
振られたら嫌だし
関係だって悪くなるし


「浅井のどこがいいのか分かんないけどね...」

亜美がいじわるそうに笑った


私の好きな人...

浅井圭太

無口でクールで
女に興味なくて
野球に一筋な人

だんだん目で追っていて
好きだなぁって思ったの中2から