10分後、タツの車で××倉庫へ直行した。
私が来た時には、みんな集合していて、
「姫さん!遅いっすよ!」
「またせて悪いな。じゃ、いきますか。」
「「「「「おう!」」」」」
30分後…
相手が全滅しました。
「なんだよ。もう終わり?」
「バカにすんなよ…。総長!出てきてください!」
やっと総長のおでましか?
「なんだよオメーら。そいつらに負けたのか?」
なんかえらそうなヤツが現れた。
「おい。そっちの総長ってだれだ?」
「私だけど。」
「ふーん。女だからって、手加減はしないからな。」
「そりゃ結構。私も相手を殺したくはないんでね。」
華龍の総長はフッと鼻で笑い
「上等!」
と言ってから、タイマンは始まった。
ふーん。さっきのヤツラよりは動きが速いな。でも…
私にとっちゃぁまだまだ遅いね。
バシッ!
「なに!?」
私はパンチを受けとめた。
「華龍だかなんだか知らないが…もうちょっと腕を上げた方がいいね♪」
ドスッ
奴にパンチをおみまいしたら、一発でKO。
男のくせに。