帰り道あたりが暗くなってきて夕焼けも沈み始めたころ




俺たちは立ち止まる



「な・・・んで・・。
そんなこと・・。言うの?」




瞳に涙をためながら話す碧が・・・。
愛しい・・・。

守りたい。俺が。




「碧が・・・。泣いてるから。

無理しなくていいんだって。」



碧の瞳から一粒雫が零れる



「・・・。っ無理・・・なんかじゃ・・・。
っない・・・よ

・・・っあたしのドジ・・・っでこんな
っことになったんだよ」

途切れ途切れになりながら話す・・・。




それが無理してるってことだろ?




「俺じゃ・・・。頼りない?

碧の悲しみ・・・。

受け止めれない?」



碧は即座に否定する。



「そんなことないっ!

頼りないことなんか・・・。」