「ほんと?見せて」
あたしは試着室にいる葉音にあけるように促す。
葉音は照れて
「どうかな・・?」
とカーテンを開けた。
・・・・。
「か・・・かわいい」
葉音の可愛いポイントを押さえて・・・
一気に大人っぽくでも可愛くなっちゃって・・・
店員さんも
「わぁ・・・・。すごくお似合いです!
お客様・・・こちらもお試しください!!」
なんてまた違う服を進めてくる。
葉音も嬉しそうで・・・
「お金足りるかな・・・?」
全然嬉しそうじゃなかった。
困ったな・・・って顔してるし。
「葉音今日何円もってきてるの?」
「・・・5000円。」
あはは。たりないねそれじゃ。
「ま。今日はあたしが半分出してあげよう。」
「ほんと?ありがと!!」
葉音は満面の笑みで試着室に入って行った。
バイト・・・しないとね。
できるだけ・・・
できるだけ・・・
コノ時間を大切にしたい。
そして・・・・
いろんな人ともかかわっていきたい・・・。