「つ・・・ついた・・・」


かすれた声とともに脱力感が襲う。


「も~・・・


歩けない・・・」


あたしはその場にしゃがみこんだ。





何でこんなに疲れてるのかと言うと・・・



あたしたちが裏庭に向かってたら・・・



ミスコンを見てたであろう人たちが話しかけてきて宣伝をしてたらなんかたくさん人が来て・・・


怖くなったあたしたちはダッシュで逃げてきたんです。
校舎2週くらいしてきたから疲れました・・・



「早く食べよ!」


ゆうちゃんはお弁当を持ってもうベンチに座っていた。

あたしもその隣に座る。



「碧?あと10分で戻んないとダメだからね?」


ゆっくり食べてるあたしにゆうちゃんが釘をさす。



「・・・・はい。」




ご飯くらいゆっくり食べたいよ・・・。



と思ってたら・・・



~♪


ゆうちゃんの携帯が鳴った。


「はいもしもし。湊?

・・・今から?」


・・・・!
何となく嫌~な予感が・・・


「わかった。今から行くよ。」