あたしはあの時のことを思い出していたら圭は


「・・・なぁ・・碧・・・


ちゃんと聞いてくれる?」


苦笑いしながらあたしの頭を撫でている。



「あ・・ごめんごめん・・・」



あたしは圭の方を向いて真っ直ぐ瞳を見つめる。


心なしか顔が赤い気がするのは気のせいかな?












「碧・・・・俺は・・・・


碧のコト昔から・・・」



圭は一旦言葉を切った。







そして息を大きく吸い込むと・・・






「俺は碧のコトが











好きだ・・・・・。」









闇の中圭の声が力強く響いた・・・・。