「重くないって。


逆に軽すぎ。ちゃんと食ってんの?」


はは。と笑いながら


低い声ではっきりと

「いいから。おぶられてろって。」









あたしの胸が高鳴った。




大丈夫だから。と言われてるみたいで・・・



とても安心した。





















「今日はごめんな・・・」


静かに圭は謝った。



「・・・あたしこそごめん・・・


勝手にすねちゃって・・・・」



素直に謝った。

圭は悪くないよ。あたしがかってに怒っただけ。



それなのに自分が悪いと責める優しい人・・・。