「ん・・・・・」


心地よいリズムで動くあたしの身体。


ここどこ・・・?






目が覚めたあたしは目をこすって今の状態を確認する。





目の前にある大きな背中。



コノ背中に触れてるだけで安心できる。




そう思う人は1人しかいない・・・・。






「・・・け・・ぃ・・・」


自然とその人の名前を口にする。




「・・?碧?


起きたのか?」


優しく話しかけてくれた。

それが少し嬉しかった。




「ぅ・・ん。


なんで・・・あたし・・・?」



あたしなんで圭におんぶされてるんだろ・・・?




っておんぶ!?



あたしは今自分がされてることに気がついて・・・

「け・・圭!!いいよ。おろして!?


重いよ!!」


恥ずかしさに顔を赤らめながらじたばたと抵抗する。


そんなあたしの抵抗をものともせず圭は・・・