「ぁ・・・ごめんね?」
倉沢が手を合わせて謝る。
「いや。いいよ。倉沢のせいじゃないし。」
何故倉沢が謝ってるかって言うと・・・
碧が倉沢が冗談?で注いだお酒を一気飲みして・・・
酔ってしまいそのまま倒れて寝てしまった。
一杯でそこまでいくか?ってくらい碧はお酒に弱かった。
寝てしまった碧をそのまま置いておくわけにもいかず・・・
まぁ。酔いは寝たら覚めるけど寝たままで家に帰せねぇだろ。
と思い1時間くらい寝かしてたのに全く起きなかった。
から俺がおぶって帰すことになった。
「碧をよろしくね?」
心配そうに碧を見つめて言う。
さっきまで酔っていたのが嘘のようだ。
倉沢ってすげぇな。と思った瞬間だった。
「コノ機会に仲直りしろよ?」
ニヤッと笑う悪友。
コイツ・・・・!!
あとで覚えてろよ?
「・・・・じゃあな。
倉沢にメールするように言っとくわ。」
俺はそう言うと歩き出した。