話し終わったのか2人ともこっちに戻ってきた。
「何話してたの?」
あたしが聞くと
「・・・なんだろうね」
と三原
「さぁ?なんでしょう♪」
とゆうちゃん
2人そろって教えてくれませんでした・・・・。
でもそんなに気にならない。
だって興味ないし♪
「あ。帰ってきた。」
三原がそう言ってあたしたちが走っている人たちを見ると・・・・
・・・・・・・!!
みんな(特にゆうちゃん)が唖然としてました。
[おぉっと!!これはすごいです☆
1年4組が2組を抜いています!!あれだけ差があったのに・・・
すごいですすごいです!!しかし2組も喰いついています!!
頑張れ2組!頑張れ4組!]
もう2組と4組のデットヒートになっていた。
バトンが渡されてからもその均衡は変わらず・・・・
いつの間にやら
他のクラス学年に1周差をつけていました☆
ふとあたりを見回してたらあたしの目はあの人を見つけていた。
「あ。圭!!圭もリレー選手だったの?」
それは“圭”。
「あぁ・・・。」
心なしか怖い気がするんだけど気にしないっ!!
「何走者目?あたしはアンカーだよっ♪」
「・・・・・4走者目」
そっけなく答えるとどこかへ行ってしまった。
そんなにあたしといるのが嫌なのかな・・・・。
圭と前みたいに話せないのはやっぱり辛い。
けどコレ以上近づくこともできない。
そう思っててもやっぱりもっと近くに居たいと思ってしまう。
苦しいよ・・・・