「あたし…子供じゃないよ?」

そう言いながら上目づかいで見てくる高野…


おいおい…

ちょっとは考えようぜ…



さすがに我慢の限界があるよ?俺にも。


とか思いつつも顔には出さない
「十分子供だって♪」

って言うと…

よけい上目づかいが…
目ジカラが…


あぁ〜!!もうムリ!
我慢の限界!


俺はそっと高野の頬に手を添えると…








唇を奪った。


唇を離して高野を見る。

顔にクエスチョンマークが書いてある…


やっぱそうだよな…

「…またくるから。」

俺はそう言って病室を出た。