あいつは 三原 陽一




騒がしくてでも人気者であたしの嫌いなタイプ。



でもカッコイイらしい。モテてるらしい。
知らないけど。



「ね~。今三原と何話してたの?」


「え・・・?なんか・・・・・!」



あたしが振り返りながら答えてたら後ろには
クラスの女子ほとんどがいた。




心臓バクバクです。


「何話してたの?」


「や・・・。低血圧とか・・・。
朝弱いとか・・・。むかつくコトばっか言ってきた。」


あたしはあえてあの事を言わなかった。


「そうなんだ~。
よかった・・・。」


皆が安堵してる。


え・・・・。何みんな・・・。

「三原君のこと好きなの?」




あ・・ありえないよね・・・・