長い沈黙が流れ周りのざわつく音だけが
あたしたちの間に流れる。

「・・・・。そろそろでよっか。」

沈黙を破ったのはあたし。
もうこれ以上ココに居たくなかった。
いてしまったら全て話してしまいそうだから。

「うん。そうだね。」

あたしたちは喫茶店を後にした。


「あ~。ごめん。

あたしこれから予定があるんだ。ごめんね?」

ゆうちゃんは時間を確認するとそう言って

「また明日ね。」

と言って帰ってしまった。


しょうがないっ。1人で帰るか。


あたしは足を進める。