「碧ちゃん。おはよう。
お母さんもおはようございます。
どうぞ、おかけください。」
「失礼します。」
あたしたちは椅子へかけた
「昨日の碧さんにとってもらったのがコレです。」
先生がレントゲンをはる
そこにはあたしの心臓と脳の部分が写っている
「ここに少し影があるんです
ここにも。今はまだ大事には至りませんがあと何年かすると
大きくなって行くと思われます。」
先生は一旦ここで口をつぐんだ
「碧ちゃん今まで何回心臓が痛くなったり頭が痛くなったりした?」
あたしは何も言えない
「多分数え切れないほどだよね。」
「今すぐに入院とかはないから安心して。
でもね。あと3回発作が起きると…危ないんだよ。
だから2回目の発作が怒ったりあと数年かしたら入院してもらうから…
そのつもりでいてね」
「お母さん。まだお話が有りますので残ってください。
碧ちゃんは外にでといて…
ごめんね。」