水色のストライプ柄のシャツワンピース。
上から、白いカーディガンを羽織っている。
長い髪が窓から入る風を受けて、サラサラと揺れ動いていた。
「入って来いよ」
「うん……お邪魔します…」
入口にいる杏を手招きし、部屋の中へ入れる。
すると、
バックや荷物をその場に置いたまま……
パソコンデスクにいた俺のところまで、駆け寄って来た。
「杏?」
「………」
名前を呼んでも、無言のまま。
「どうした」
「………」
「…!?」
目の前に立っている杏の顔を覗き込もうとした瞬間―――…
いきなり抱き着かれた。
椅子に座る俺に覆いかぶさるように、首に腕をまわす。
桃の香りが鼻をかすめた。
上から、白いカーディガンを羽織っている。
長い髪が窓から入る風を受けて、サラサラと揺れ動いていた。
「入って来いよ」
「うん……お邪魔します…」
入口にいる杏を手招きし、部屋の中へ入れる。
すると、
バックや荷物をその場に置いたまま……
パソコンデスクにいた俺のところまで、駆け寄って来た。
「杏?」
「………」
名前を呼んでも、無言のまま。
「どうした」
「………」
「…!?」
目の前に立っている杏の顔を覗き込もうとした瞬間―――…
いきなり抱き着かれた。
椅子に座る俺に覆いかぶさるように、首に腕をまわす。
桃の香りが鼻をかすめた。