いつからかなぁ、彼方を好きなっていったのは
ずっと一緒に居たから?

ううん・・・違う

コレが私たちの運命だったんだ・・・。




新しい制服を身にまとい、学校の校門を潜り抜けたのが、麻生柚希
どこにでも居るような高校生


「あぁー!!柚希ー!!」

「美咲!!」

「ねーねー柚希何組だったか見た??」

「まだ見てないや;」

「じゃぁ一緒に見に行こ~」

このテンションが高いのが私の親友の

 佐野美咲

ウザイぐらいにテンションが高い・・;

でも私の事を理解してくれる良き友達だ。

「何組かなぁーww」

「そんなに騒が「やったぁー!!B組、柚希同じクラスだよwww」

・・・ハァー

「あーはいはい解ったから落ち着いて;」


「ねー君たちもB組?」

「誰?」

「あぁーごめんごめん;俺、佐野達哉」

「私は麻生柚希。後ろで騒いでいるのは佐野美咲」

「騒いでない!!喜んでるの!!」

 ・・・・;
「元気のいい子だなー;」



  キーンコーンカーンコーン

「やばッッ;早く行かねーと!!」

「新学期早々遅刻とか・・・・・無理」

「美咲行くよ!!」

「う・・・うん!!」


1-B

ガラガラ


「ハァハァ・・・;」

「づ・・・づいだぁー;」

「ギリギリセーフw」

「どこ座る?」

「おい!!達哉」

「お~w智」

「こっち取っといたぞ!」

「サンキューwささッ柚希ちゃん達も座りなよ」

「ありがとぉw」

「そいつら誰?」

「さっき仲良くなった子たちw」

「右の子が麻生柚希ちゃんで左の子が佐野美咲ちゃん」

「よろしくねーw」

「よろしく」