思い出を振り返ると


幸せな瞬間なんてあっただろうか…


特別な思い出が


成長するにつれて

段々…

ぼやけていく。




血で染まった手。


拭ったって

いつまでも感触だけは残ってる。



あの女の遺影に見守られて

あたしが今いるのは

最愛の…

知也の腕の中。