僕はいつものように遅刻ギリギリで学校までの田舎道を必死に走り抜けた。

汗ダクダクで学校につき新しい教室に入ると教室は違えどクラスの連中はどこかで見たことのあるやつばかりだ。

僕はタメ息をつきつつ席に座る。

すると後からとてつもなく変な気配を感じる。

後を振り向くと、

「よっ!拓哉。」

…山田だ。

山田というのは古くからの幼馴染みで一年の半分以上をこいつと過ごしている。

「知ってるか拓哉。都会から転校生がくるんだってよ。しかも女だってよ…デヘヘ」

「マジかよ!この田舎に転校生…まさに奇跡だな。」

そうこの老人ばかりのド田舎に都会から転校生がくるのは奇跡だった…しかも女!!

次第にテンションが上がる俺…それを見てなぜかテンションがあがる山田←(究極の変人だ)

ベルがなりみんなが注目するなか転校生が教室に入ってきた。

…それが彼女との出会いだった。