朝いつものように学校に行く

やっぱりあきなは
みんなから無視されてる

自然と笑みがこぼれてくる

あきなは毎日泣いてた

たった一人で

移動教室も一人

おはよって言っても
誰一人おはよってかえさない

そのこうけい見れば見るほど

笑みがこぼれるのとは
裏腹に寂しくなる

ななは私にあきなの情報を伝えてくれる

ねぇねぇせな〜
あきなのやつさ
あいつ前、私らの
悪口言ってたんだって〜

ふ〜ん
誰に聞いたの?

あきなといつも
一緒にいる子らだよ

きもちわるぅ〜
なんで私らがゆわれなきゃいけないの〜
まぢむかつくんだけど


言った言葉とは違って
なんであきなのこと
私たちにゆうの?って
胸が痛かった

そんなこと
私たちの誰かに言ったら
あきなにまたなにか
しなくちゃいけなくなるじゃん