ゆっくりと肌に触れると、ピクッと反応する花音



「んっ…あっ…」




行為が進むにつれ、甘い声が部屋全体に響き渡る



それが俺の余裕を全て奪っていく




首元、胸、順々に触れていくにつれ、赤みを増してくる花音の肌




「んあっ……っッ…」




甘い甘い声が響く中………





……俺と花音はひとつになった




「っっ!」



繋がると同時に花音が顔を歪ませる



「花音っ…。悪い。痛むか?」



「んんっ…。痛いッ、けど…棗とだから、んっ…大丈夫……」



本当は大丈夫じゃねぇくせに……



こんなに涙、流してるくせに……



そんな強がりながらも、俺を受け入れてる花音が、愛しくて………




俺は花音を…力強く抱きしめた………