暫く車を走らせたのちに、大きなホテルの前で車を停車させる。 「今日は…来てくれてありがとう……私…嬉しかった」 「…そうか」 「ねぇ…また…連絡してもいい?」 「…ああ。構わない」 「ありがとう」 元彼女さんはにこやかな笑みで微笑んではホテルのロビーへと入って行った。 …まだ…好きなのかな…。 隼人さんも…元彼女さんも…まだ…好きなんだろうか…。