恥ずかしすぎて顔から火が噴き出しそうな私に佐和さんは更に言葉を続ける。 「三箱っつったら36個だよな。 俺、体もたねぇよ。」 「!!」 その箱の中身は…。 見たことはありませんが、芽衣ちゃんの男女のごにょごにょ講座で習った‘あれ’ですよね? あの…。 その…。 ‘それ’ って事は… 「36回?!」 驚きの余りに飛び出した言葉に佐和さんは一瞬言葉を失い、 「ぶはっ!」 次の瞬間には噴き出していた。