声につられて顔を上げるとそこには男の子がいた。



アキくんとは全然違う雰囲気の

…?かわいい系っていうのかな?

そんな感じの男の子だった。


「手、掴まっていいよ。立たせたげる。」

「あ…ごめんなさい…。」

あたしはその男の子の手に掴まって立ち上がった。