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パクっと私の大事なハンバーグがリアル響様のお口の中に吸い込まれていった。

「ありがとう。すっごく美味しい」


…光り輝く笑顔が眩しい!!

「俺のもいる?」

あ、
バックに薔薇まで見えてきた。

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「奈緒っ! 目を覚ませ」

『響様…』

「よく見ろっ。響様でない」

『で…ある』

「ねーよ!!! 目がゲームしてる時みたいになってる! 目を覚ませ」

『いや、リアルだよ? リアル響様……あ。でも薔薇を背負ってる』

「完全に妄想を含んでる! しっからしろ! まともに生きろ!!!」

おい、
私がまともに生きていないみたいだぞ…