相葉雅紀。

俺がここに来るまで、小

説の編集部にいた編集者

で、俺に松本編集長を紹

介してくれた友人。

俺が入社すると同時に入

れ違いで雑誌の編集部に

移った。

俺は、後で相葉ちゃんに

二宮先生について聞いて

みようと思った。





それから暫くは仕事の話

をして二宮先生の家を後

にした。帰りももちろん

編集長の運転する危なっ

かしい車で。

『ニノが言ったこと、あ

んまり気にしないでいい

から。たまに人に誤解さ

れることもあるけど、あ

いつの性格が分かってく

れば付き合いやすいし、

いい奴だって分かるから

。仕事も責任持ってちゃ

んとやってくれるし』