「いいよっ ゆきの為なら。 失恋パーティーしちゃおうかっ♪」

「ちょっと~ それひどいからー」

きゃははと私たちは
笑いあった。

別に未練なんて無い。

実は別れても すぐに
ふっ切れるのが
わたしの得意技だったりもする。


所詮 その程度の
男だったって事だ。

大丈夫。 忘れれる。
わたしは忘れれる。


呪文のように3時間も
唱えつづけ、ようやく
学校が終わった。