「私、あいつらと仲良くする気はありませんから。放っといてください。」


そう言って

部屋から去っていった。



「川島さん!」


真里は振り向きもせず行ってしまった。



しかし金原先生は追いかけなかった。













その日から

金原先生は

真里にあまり話かけなくなった。


もう
何も聞かない。

と決めたのだ。


真里自身にも
その方が良いと思ったからだ。