地獄に堕ちる定めとあらば
私は抗わずに従おう
それだけの罪を背負っているのなら
私は声一つ漏らさずに背負い込もう
 
暗く冷たい道だけが今は私の縋るもの
闇が私を受け入れるなら
私も闇を受け入れよう
 
黒い奔流の中の
一滴と化す時は、すぐそこ 
 
私が守るべきものは何だったのか
私が捨て去るべきものは何だったのか
それが分かっていたら愛することも出来ただろうに
 
光のもとへと導いてくれるあの人の手はもう無いのよ
もう終わってしまったの
 
だから、
笑ってしまいなさい
だから、
泣いてしまいなさい
 
だから、
もう眠りなさい