今日は日曜日
会社は行かなくていい
でも
明日は大事な式がある
社長が末子に今の座を継がせる日
リビンクで明日の資料などを整理する桃
テーブルに置いた携帯が鳴り出す
「もしもし?」
兄の親友
蔡 光浩【さい こうこう】
『光明』病院の若き医院長
「桃、
昨日の晩に帰って来たって育が言った。
本当だな」
「うん。
浩兄元気?」
「元気だよ。
桃、ちゃんとご飯食べてるか?」
心配しながら聞く
食べてないのバレたら
長い説教があるのは分かってるから
嘘を言う桃
「ちゃんと食べてるよ〜〜
心配性なんだから!」
目を合わせてないから嘘を言える
「本当がどうか...
そうだ!
火曜日
誕生日だろ!
みんな桃に会いたいって言ってる
夜、芳の所でパーティーだ!
必ず来いよ!」
いらないのに...
そう思いながらでも
「分かった。
...行くよ
浩兄、
私またやることあるから
また電話するよ。」
「わかった!
なんか有ったら必ず連絡しろよ?」
「分かってる!
じゃあ。」
電話を切る
会社は行かなくていい
でも
明日は大事な式がある
社長が末子に今の座を継がせる日
リビンクで明日の資料などを整理する桃
テーブルに置いた携帯が鳴り出す
「もしもし?」
兄の親友
蔡 光浩【さい こうこう】
『光明』病院の若き医院長
「桃、
昨日の晩に帰って来たって育が言った。
本当だな」
「うん。
浩兄元気?」
「元気だよ。
桃、ちゃんとご飯食べてるか?」
心配しながら聞く
食べてないのバレたら
長い説教があるのは分かってるから
嘘を言う桃
「ちゃんと食べてるよ〜〜
心配性なんだから!」
目を合わせてないから嘘を言える
「本当がどうか...
そうだ!
火曜日
誕生日だろ!
みんな桃に会いたいって言ってる
夜、芳の所でパーティーだ!
必ず来いよ!」
いらないのに...
そう思いながらでも
「分かった。
...行くよ
浩兄、
私またやることあるから
また電話するよ。」
「わかった!
なんか有ったら必ず連絡しろよ?」
「分かってる!
じゃあ。」
電話を切る