しゃがみこんでいると
頭上から声がした


『匠くん。。』



『大丈夫?血……。』



『……大丈夫です。』


愛は涙を隠すため下を向いて話した


『大丈夫ないよっ
俺の家近いんだ。
入りな?』


匠は愛の腕をかるく握ると自分の家まで引っ張っていった。