んー…イイ匂い


のんきなあたしは


その匂いを思いっきりすいこんだ


と、その時


バタンッ


急に戸が開いたと同時に


「ジュキヤっ…の前におはよう」


「…おはようございます」


入ってきたのは


あたしをバイクの後ろに乗せた男の人だった


「よく眠れた?」


「あ、はい…」


「そ、んでさぁジュキヤ」


あたしに目を向けてすぐ


また金髪の…


ジュキヤ君に目を向けた