凛と悠が寝ているうちにいちごプリンを作った。



2人が生まれてからお菓子の猛勉強。




自分の子供に手作りのおやつを食べさせてあげるのが夢だった。




~♪


『もしもし?』



「もしもし?俺。」



愁弥だ!



『どしたの??』



「いや、べつにコレといった用事は無いけど。」



『愁弥の声、聞きたかった♪』



愁弥は今、パリにロケで出発。



映画の撮影みたい。



「パリで美味いお菓子見つけたからお土産で持って帰るよ。」



『ホント!?楽しみ♪』



「あと、帰る日も早まった♪ロケが思ったよりスムーズに進んで。凛と悠の写真後で送ってなぁ。もう欠乏症だわ。」



『あはは。了解ッ♪』